30代になると仕事も生活もある程度、安定してきたが毎日が淡々としたものになっていませんか。
安定はしているものの大きな変化のない日々に「このままでいいんだろうか」という不安や焦燥感が募る。
新しいことを始めたいと思っているが身体がついてこない。
そんな心と体に矛盾を感じている30代は多いのではないでしょうか。
そこで人生を変えたいと思っている人に取り入れてほしいのが筋トレです。
僕は20代の頃から筋トレを続けていました。
以前の記事にも書いた通り当時はヘルニア予防のための「健康維持」。
それにプラスして「仕事のストレス発散」くらいの軽い気持ちでした。
だけど30代になって「人生を変えたい」と思った時に筋トレやってて分かったんです。
あの頃に積み重ねていた時間が、今の自分の“行動の基盤”になっていたことを。
30代からの筋トレは“心を整える最高の習慣”
30代からの筋トレは、体を鍛えるためだけのものではありません。
むしろ“心を整える最高の習慣”、「人生を動かすための準備」として機能します。
筋トレはテストステロン、ドーパミン、セロトニン、エンドルフィンといったホルモンや神経伝達物質が活性化します。
これらはやる気や集中力を高めるほかに、達成感と併せて多幸感をもたらしネガティブな感情を抑える働きを持っています。
気分が落ちていても汗をかいて呼吸を整えるたびに、体だけでなく頭の中も清々しい感覚があります。
つまり筋トレは、30代の僕らが人生を変えたいと思ったときに、まず整えるべき「心の基礎体力」をつくってくれる。
大げさでも何でもなく筋トレは人生の目標に向かうための“土台”になります。
行動の基盤がある人は、ブレない
幸運なことに僕は筋トレを長く続けてきたおかげで、何か「行動したい」と思ったときに、そこまで躊躇わずに
動ける自分でいられました。
筋トレをしていると、身体の疲れ方が“心地いい疲労”に変わっていきます。
余計な思考が減り、やりたいこと、考えるべきことだけに意識が向く。
まるで、雑音の多い部屋のボリュームを少しずつ下げていくような感覚です。
それが続くと、判断も行動もシンプルになっていく。
「やる」か「やらないか」だけ。
この感覚が、30代の僕にとって一番の“精神的資産”になりました。
筋トレは「思考のノイズ」を取り除く習慣
体を動かす時間は、思考を整理する時間にもなります。
頭の中で不安や焦燥感が渦を巻いていても筋トレをして汗を流すと、だんだんと“思考が整う”瞬間があります。
それは、決して根性論ではなく、科学的にも説明がつきます。
筋トレによって脳内で分泌されるセロトニンやドーパミンは、「やる気」や「幸福感」を司る神経伝達物質。
この2つが安定するとメンタルの波が小さくなり冷静に物事を判断できるようになります。
だからこそ筋トレは、単なる“運動”ではなく、人生を整えるメンタルトレーニングでもあるのです。
個人的な感覚ですがメンタルが安定するとゴシップや世の中の時事に対して一歩引いて冷静な目で見れるようになりました。自分に必要のない情報をシャットアウトする能力も筋トレによって養えると思います。
「変えたい」と思ったときに、すぐ動ける自分へ
30代になると、気づかないうちに守りに入っていきます。
仕事や人間関係のバランスを取るうちに、変化を恐れ「新しいことを始めるのが怖い」と感じるようになる。
しかし「現状維持は後退」という言葉がある通り、今を「変えたい」という感情の火を灯し続けることが大事です。
そこで筋トレを通して体を動かし続ける習慣を作ると、行動へのハードルが下がり、
挑戦を前向きに受け止められる。
これまでの“守りの壁”を越えて、新しい地平線を目指せるようになるのです。
筋トレは、そんな“変化に強い自分”を育てる手段にもなる、ということです。
人生を変えるためには「動ける心と体」が必要
人生を変えるのに必要なのは、特別なスキルやチャンスではありません。
大事なのは、行動する意識、そして“動ける心と体”を持っているかどうか。
筋トレは、その土台を作ってくれます。
最初はスモールステップでもいいです。小さな積み重ねの中で「できた」という感覚を繰り返すことで、
自信や自己効力感が自然と育っていく。
そしてその自信は、仕事にも人間関係にも、ひいては“自分の生き方”にも波及していきます。
まとめ:筋トレは、人生を動かすエンジンになる
30代からの筋トレは、「見た目を変えるため」だけではなく「生き方を動かすため」にある。
筋トレを通じて、心と体を整えること。それが、人生を変える準備になります。
まずは週2回、20分でもいい。1種目10回でも大丈夫です。
その小さな積み重ねが、やがて大きな変化へと繋がっていきます。
補足:筋トレが続けられるか不安な人
もし筋トレが続けられるか不安な人へ僕が筋トレを8年続けてきた秘訣について書いた記事もあります。
良かったらこちらも是非読んでいただけると幸いです。
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